INTERVIEW
OKAYAMA MOMOTARO AIRPORT
RYOBI SKY SERVICE COMPANY
 社員の声④小坂知美




入社の動機を教えてください

小さいころからの夢は、学校の先生になることでした。

教員免許を取得するために進学した大学在学中、予備校のアルバイトで経験した受付業務がとても面白く、そこから接客業に興味を持ち始めました。

入社のきっかけは、卒業論文のゼミの先生から紹介された求人票でした。

当時の求人票には、「岡山空港でのお客さまの出発と到着に係わる接客サービス全般」と記載されており、当時グランドスタッフという職種について無知で、どのような業務なのかわからないまま接客に引かれて採用試験に応募しました。

入社後の説明で新規に就航する航空会社のハンドリングであることが初めてわかり、最初の1か月は業務を見学したり飛行機の種類や専門用語を勉強したりしました。

それから東京で機器操作を約2週間学び、そのまま新千歳空港へ飛んで3週間のOJTで鍛えて頂きました。

岡山に戻ったのが就航日の約10日前だったので、入社してからの3か月はまさに怒涛の忙しさでした。



現在の仕事内容を教えてください

ステーションオペレーションという名称で、航空機が安全に運航できるようサポートしたり、空港の発着作業が円滑に行われているか監視したりしています。

具体的には、空港周辺の天候、空港施設の状況、地上作業や航空機に関する情報を航空機無線や文字情報を通じてパイロットへ情報を提供しています。

また空港の発着作業としては、お客さまに安全に定刻にご出発いただけるよう、手荷物や貨物の搭載状況、航空機の燃料搭載状況、整備点検の状況、搭乗手続きの状況など情報をタイムリーに収集し、必要な関連部署と共有しています。



業務中の嬉しかったこと、エピソードなどを教えてください

旅客で嬉しかったことは、一度対応したお客さまが再び空港にいらっしゃったときに「以前あなたがおすすめしてくれた座席が良かったから、また利用しようと思ったのよ」と声をかけて頂いたことです。

私はその座席を自信を持っておすすめしていたので、想いが通じたようで嬉しかったです。

ステーションオペレーションで失敗したことは、朝5時半頃に時報を元に掛け時計の秒針を合わせていたのですが、電話で「117」とダイヤルするべきところを「110」と間違えてしまい、平謝りしたことです。(現在、時報で時計は合わせていません)



あなたの夢を教えてください

岡山空港は、空の玄関口ですが、位置的にいろいろな交通手段を利用することができるため、東京へ行くために飛行機を選択するお客さまはそれほど多くありません。

飛行機は、交通手段の1つではありますが、他では味わえないすてきな時間を提供できる乗りものだと思います。

もっと多くのお客さまに飛行機の快適性や利便性を知っていただき、岡山からいろいろな地域や国にお出かけいただきたいです。

また多くのお客さまに岡山を訪れていただいて岡山の魅力に触れていただきたいです。

そして、お客さまの次の旅につながるお手伝いができたら幸いです。