INTERVIEW
OKAYAMA MOMOTARO AIRPORT
RYOBI SKY SERVICE COMPANY
 社員の声②土倉由香利




入社の動機を教えてください

幼いころから飛行機に乗る機会が多くあり、空港で働くグランドスタッフに憧れがありました。

学生時代は英語を専攻していたので、就職活動する際には英語を活かせる仕事ということ、また人と話す機会が多い接客や営業系の仕事を中心に考えていました。

その中で、会社説明会に参加し、先輩社員との座談会で仕事内容について詳しく聞くことができ、自分も岡山空港のグランドスタッフとして働きたいと思ったのが一番の動機です。

運航の仕事に関しては、当初は自分が携わることになるとは思っていませんでしたが、入社して2年が経った頃に上司から「運航の仕事に興味はあるか?」と聞かれたことがきっかけでした。

旅客の仕事をしながら間近で運航の仕事を見ており、挑戦してみたいという気持ちがあったので運航の仕事も始めることになりました。



現在の仕事内容を教えてください

旅客業務に加えて運航の業務をしています。

岡山空港のANAでは、運航業務は運航支援者、ロードコントローラー、ハンドリングコントローラーという3つの業務を兼務しています。

運航担当者の大きな役目として、飛行機を安全かつ定刻に運航させれられるように必要な情報を集めて運航乗務員や地上係員と情報共有をすること、また遅れなどの運航に関する方針を決めることがあります。

出勤後、まずは自空港と就航地空港を中心に全国の空港や航空路の天候状況と、それに関わる運航状況(遅延や欠航が生じていないか)を確認します。

その後、運航乗務員へ飛行ルートや搭載情報を伝えたり、飛行機の到着から出発までの時間管理をしながら、搭載状況を確認しバランス管理をしています。

度々通常とは違う作業も発生するので、その都度規定などを確認して対応しています。



業務中の嬉しかったこと、エピソードなどを教えてください

失敗したことはたくさんありますが、例えば、判断が遅れてその後の作業が遅れてしまったことや、天候の情報をうまく伝えることが出来ずに運航乗務員を怒らせてしまったことがあります。

逆に自分が行ったアドバイスに関して運航乗務員から良いコメントをもらえた時はとても嬉しく思います。

また、自分の計画した通りに工程が進み、遅れを最小限に留められた時や、予期せぬことが起こった場合にもうまく調整が出来た時にやりがいを感じます。

運航業務は航空機運航の中心となるので、常にあらゆる情報にアンテナを張り、一便のハンドリング中に起こりうる様々なケースを想定しながら業務を進めており、気の抜けない責任の大きい業務だと思っています。

その分、特別なことがなくても日々の一便一便を安全かつ定刻に出発させることができ、離陸していく飛行機を見ると嬉しく思います。



あなたの夢を教えてください

運航業務を始めて7年ほどが経ちいろんなことを経験しましたが、同じような悪天候でも以前経験したのと同じように天候が推移するわけではないので、その都度運航の方針も変わります。

また、規定や手順もどんどんアップデートされます。

自分の持っている情報も常にアップデートし、自信をもって運航業務につき、より頼りになる運航担当者になることが私の夢です。

また運航担当者は現在8人おり、今後も増えていくと思われます。

自分の技能向上はもちろんですが、誰がどの便を担当しても同じようにスムーズなハンドリングが出来るよう、いろんな知識や情報の共有を行い運航部門を強化したいと思っています。